寝台特急『サンライズ出雲・瀬戸』とは?
寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」は東京~出雲市駅・高松駅間を運行していて、途中の岡山で連結、または解結して、サンライズ出雲は出雲市駅、サンライズ瀬戸は高松駅から発着している、日本で唯一の定期夜行列車です。
↓時間は下記の通り↓
(下り)
東京駅22時発 → 高松駅7時27分着、出雲市駅9時58分着
(上り)
高松駅21時26分発、出雲市駅18時51分発 → 東京駅7時08分着
途中の停車駅は、横浜・熱海・沼津・富士・静岡・浜松・姫路・岡山(瀬戸・出雲共通)、児島・坂出(瀬戸)、倉敷・備中高梁・新見・米子・安来・松江・宍道(出雲)の順に止まり、米原などには運転停車を行います。(運転停車とは、乗務員が交代することで客はその駅では乗り降りはできない)
乗車に必要なきっぷの種類
「サンライズ出雲・瀬戸」のノビノビ座席を利用する場合を除いて、乗車券の他に特急券と寝台券が必要となります。ですが、通常の場合は特急券と寝台券はひとつのきっぷとして販売されているため、心配はありません。また、「サンライズ出雲・瀬戸」は全席指定という扱いになっています。
『サンライズ出雲・瀬戸』の各個室紹介
各個室の寝台料金
・A寝台1人用個室「シングルデラックス」:1万1310円
・B寝台2人用個室「サンライズツイン」:1万1520円
・B寝台1人用個室「シングルツイン」:9430円(2人用個室として使う場合の補助ベッド使用料は5400円)
・B寝台1人用個室「シングル」:7560円
・B寝台1人用個室「ソロ」:6480円
A寝台1人用個室「シングルデラックス」
「サンライズ出雲・瀬戸」のなかで最もゆったりとできる個室で、ベッド、デスク、洗面台を備え、アメニティセットももらえます。
B寝台2人用個室「サンライズツイン」
2人用の個室で開放感があり、友達などで利用する際はおすすめです。
B寝台1人用個室「シングルツイン」
2人で利用できる部屋です。天井が高めのつくりになっていて、上段のベッドは跳ね上げ式、下段のベッドは、折りたためばソファにもなり、ちょっとしたパーティーもできます。
B寝台1人用個室「シングル」
皆さんが多く想像する部屋だと思います。比較的広く、また、窓が上にもありカーブしているため、寝転がりながら星空を眺めるなんてことも可能です。
B寝台1人用個室「ソロ」
寝台個室の中で最も安く、B寝台1人用個室「シングル」と比べて少し狭い印象です。ですが、狭い感じが基地のようで親近感があるため、私はこの個室は結構好みです。
ノビノビ座席(寝台個室ではない)
寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」に乗る方法のなかではもっとも安価です。読書灯、小物を置く台があり、床暖房まで備えられて、シーツをかぶせた毛布も用意されています。ですが、床が硬めです。
これだけは注意しておきたい点
長々と説明してきましたが、これから説明することを知っているかで「サンライズ出雲・瀬戸」を利用する際の快適さが違います。ですので、最後まで見てくださいね。
シャワー
自販機でシャワーカードを買って差し込むと、シャワーが使えます。ちなみに330円するので注意です。ここからが重要で、シャワーカードは数に限りがあるので、すぐにに売り切れます。ですので、乗車したらまずはシャワーカードを買いましょう。シャワー室はいつでも使えます。
車内で食べるもの
「サンライズ出雲・瀬戸」ではラウンジがあります。
車窓を眺めながらビールを飲むこともできます。ここで注意なのが車内には自動販売機しかないので、ビールやおつまみ、ちょっとした口にいれるものは事前に買っておくほうが良いでしょう。
最後に
寝台特急『サンライズ出雲・瀬戸』について、理解いただけたでしょうか。部屋はその時に応じて選ぶのが良いでしょう。注意したい点も抑えつつ、良い旅になればいいですね。